関西支部シニア会


(社)日本機械学会関西支部

2007年4月更新


日本機械学会関西支部シニア会第2期(H19年度)活動計画


1. 運営基本方針(シニア会活動の理念)

(1) 会員のシニアライフに役立ち、かつ面白い会員相互の親睦交流と情報交流を図るとともに、
(2) シニアの経験・技術・知恵を次世代に伝授して、特に学生会や企業(特に中小企業)技術者を支援し、
(3) よって関西支部の活動に協力し会員増強など関西支部の発展に寄与する。
(4) これらの活動を通じて、社会に貢献することを目指す。


2. H19年度運営方針

(1) シニア会設立初年度の第1期の諸活動を継承するとともに、第2期として諸活動に対する課題を調査・検討するとともに新たなる活動を加え、関連部門と連携・協議して活動を企画・実施し、シニア会活動の基盤を強固にする。
(2) 活動の企画・実施を通じ、会員相互の親睦と情報交流を図り、会員の増強を目指す。


3. H19年度活動計画

3.1集会活動
①シニア会総会; 付帯行事として講演会、討論会、懇親会を開催
 1) H19年3月9日の第1期総会に基づき、第2期の活動を開始するとともに、
 2) H20年3月初旬に締めくくりの第2期総会を開催する。
②学生会との交流会; 付帯行事として講演会、懇談会または討論会、懇親会を開催
 1) まず、支部学生会担当幹事・学生会運営委員とシニア会役員とでH19年度の役員交流会を開催し(6月頃予定)、学生会運営委員会、講演のあと、H19年度の関連諸問題について懇談するとともに、今後の交流・支援の方針・計画を検討する。
 2) 上の方針により、学生会の下半期総会を特別員会社で開催し(11月の土曜日予定)、学生会の総会行事、工場見学に引き続き、シニア・学生交流会(講演のあと学生が司会するグループ討論会)を実施する。
③企業技術者との交流会(地域技術活動活性化懇話会との交流会) 
 1)  地域技術活動活性化懇話会の9月の例会を共催し、工場見学、講演会、懇談会または討論会、懇親会を実施する。


3.2支援活動
④学生会に対する支援
 1) 前年度にならい、学生会と連絡をとって関西学生会卒研発表講演会の発表評価メンバーを派遣する。また、「メカライフの世界」展への支援策を検討する。
⑤大学等学生に対する技術伝承・支援
 1) 第1期のアンケート結果に基づき、大学の非常勤講師(設計・製図を含む)、学生のグループ研究活動支援者等の派遣を検討する。
 2)そのため、シニア会が提供できる講義、講演および支援内容等のメニュー作りを行う。
⑥シニアを講師とする講演会、討論会、講習会等の企画・開催
 1) ものづくり、エネルギー・環境、振動・騒音、技術経営、技術者教育、技術者倫理など企業技術者にとって身近なテーマで検討・企画・実施し、支部の企画を補完する。
 2) 中小企業調査によるニーズを反映して、経営者クラスを対象とする講演会(無料を予定)、および中小企業の技術者を対象とする講習会(例えば設計者の養成を目的とし、教材等の費用を反映した有料を予定)を実施する。
 3) 実施可能テーマが決まり次第開催する。
⑦中小企業に対する技術・経営支援
 1) 神戸市機械金属工業会で実施した調査・支援に引き続き、商工会議所、関西ニュービジネス協議会、クリエイション・コア東大阪など各地域の支援団体から抽出される中小企業を対象に、中小企業技術者との交流、技術・経営相談等に関して調査・支援を実施する。
 2) 上記について、支援のためのシーズ調査をまとめる。
⑧社会貢献への取組み
 1) 小・中・高校生の理科離れ対策支援、ものづくり人材育成支援などを検討する(将来は行政・支援団体との連携、科研費・補助金の導入も視野に入れる)。
 2) 実施可能なテーマが決まり次第取組む。


3.3会員交流活動
⑨シニア会・シニア間、シニア相互の情報交流活動
 1) シニア会から会員への各種行事案内など情報提供のためにe-mailを積極的に活用する。
 2) 関西支部ホームページの中に設けた、会員間の親睦、情報・意見交換の促進を目的としたシニア会ホームページも活用する。
 3) シニア会員相互の技術活動のノウハウを交流するため、気軽に参加出来るサロン的で定期的な技術情報交流懇話会をシニア会の中に立ち上げる可能性を模索し、早期の実施を目指す。
⑩バス見学旅行
 1) 会員相互の親睦と技術見聞を深めるため、技術的に興味深いサイトをバス等により見学する企画を検討し、実施する。
⑪会員増強活動
 1) 本会の諸活動を通じてPRによる入会促進を行い、新規入会員の開拓を図る。 併せて、定年退職される学会員に対して、入会キャンペーン等によるシニア会入会を促し、かつ学会そのものからの退会を防ぐ。


4. 予算概要 

第1期の支出実績は、1,215千円であった。第2期の予算は、第1期の活動を継続する
予算1,200千円と新規の活動に対する予算400千円の合計1,600千円とする。
予算決定次第、第2期の新役員会で具体的に執行する。

以上

参考:シニア会第1期(平成18年度)活動報告