関西支部シニア会


(社)日本機械学会関西支部

2007年4月更新


関西支部シニア会第1期(H18年度)活動報告―Ⅰ.行事報告

2007年3月

行事名 内容 開催日 会場 参加者数等
設立総会

(設立時会員数;116名)
[参考](07/3会員数;141名)
設立総会; 経過説明、規約採択、役員選出、運営方針・計画・予算説明等
講演;「シニア海外ボランティアに従事して」:坂戸瑞根氏
   「ものづくり革新を支えるスキルの科学」:岩田一明氏
懇親会; (参加者;会員:41名、関係者:8名、計49名)
2006/4/27 大阪科学技術センター (延べ)
会員;57名
関係者;10名
計;67名
第1回運営委員会 ・登録会員の確認、60歳未満登録申込者の会員認定
・H18年度活動計画の役員分担、審議・決定方法決定
・H18年度活動計画審議(集会活動、支援活動、会員対策)
・予算計画と支出事務・運営委員会日程の取り決めほか
2006/5/23 センター 役員;11名
関係者;3名
全員参加
第2回運営委員会 ・集会活動・支援活動・会員対策の企画・実施計画審議
・その他
2006/7/7 センター 役員;9名
関係者;2名
第3回運営委員会 ・集会活動・支援活動・会員対策の企画・実施計画審議
・その他
2006/9/8 センター 役員;9名
関係者;2名
第4回運営委員会 ・集会活動・支援活動・会員対策の企画・実施計画審議
・その他
2006/11/10 センター 役員;8名
関係者;2名
第5回運営委員会 ・集会活動・支援活動・会員対策の企画・実施計画審議
・重要検討事項、総会企画、来年度人事審議その他
2007/1/11 センター 役員;10名
関係者;2名
第6回運営委員会 ・第1期報告、第2期人事・運営方針・計画・予算概要、申し送り事項、総会運営要領審議ほか 2007/3/2 センター 役員;8名
新役員;3名
関係者;2名
シニア会・学生会役員交流会(学生会第2回運営委員会との共催) ・(学生会第2回運営委員会)
・講演会;「企業が求める技術者」:シニア会永井將会長
・交流・打合せ会(シニア会の協力事項)、懇親・懇談会
2006/6/17 センター 役員;8名
支部幹事;4名
学生;28名
日本工学アカデミー関西地区講演・見学会(協賛) 講演会;「ナノメーターレベルの表面創成システムの開発」;
 21世紀COE:大阪大学超精密科学研究センター長他
見学会;ウルトラクリーン実験施設等、 懇親会
2006/6/28 大阪大学医学部銀杏会館 会員5名以上
企業技術者との交流会
(地域技術活動活性化懇話会との交流会)
・話題提供「自動車用鋼板の品質に及ぼす製鋼要因の影響」:
 摂南大学工学部機械工学科 辻野良二教授
・話題提供「東大阪地区における中小企業への技術支援の取り組み」:
 シニア会西村誠一運営委員
・話題提供「シニア会と技術支援」および意見交換:
 シニア会坂戸瑞根副会長
2006/9/9 吉野ゴム工業㈱第二ビル 役員;8名
会員; 20名
懇話会;21名
重複;-3名
講師;1名
計;47名
学生・シニア交流会
(H18年度学生会下半期総会との共催)
・(H18年度学生会下半期総会)
・話題提供「神戸製鋼所のオンリーワン製品創出に向けての取組み」:
 神戸製鉄所 北川二朗設備技術室長
・㈱神戸製鋼所・神戸製鉄所 圧延工場見学
・学生・シニア交流会
2006/11/18 ㈱神戸製鋼所神戸製鉄所 役員;7名
会員;12名
支部幹事3名
学生;32名
日本工学アカデミー関西地区交流会(協賛) ・「企業から見た実践的MOT」;大阪ガス㈱・永田秀昭常務
・「日本工学アカデミーの活動動向」の説明と意見交換
2006/12/6 センター 会員10名
シニア会共同企画・参画討論会 「技術者の地位・処遇の向上を目指す討論会」
・話題提供①:企業技術者の地位・処遇の現状と向上策に対する問題提起;
 シニア会永井將会長(TF&M研)
・話題提供②:技術士取得は技術者の地位・処遇の向上になるか;
 シニア会大岡五三實運営委員(EES研)
・話題提供③:博士取得は技術者の地位・処遇の向上になるか;
 シニア会小泉孝之会員(同志社大学教授)
2007/2/17 センター 役員;5名
会員; 20名
他;75名
計;100名
(参加者名簿)
第1期総会 第1期総会;第1期会務・活動報告、役員選出、第2期運営方針・計画・予算概要等
特別講演;「これからのシニア世代の自由な生き方を考える」:
 芦屋大学学長 倉光弘己氏
シンポジウム;
 ①中小企業に対する技術支援について: 森田喜保運営委員、
 ②大学等学生に対する技術伝承・支援について:城野政弘副会長、
 ③総合討論
懇親会
2007/3/9 センター  

(注)活動内容のうち集会活動は上記行事に集約されているが「支援活動・会員交流活動の企画・実施報告」は次ページ掲載


Ⅱ.集会活動・支援活動・会員交流活動の企画・実施報告

2007年3月

活動区分 内容 担当
[集会活動]
①総会
②学生会との交流会
③企業技術者との交流会
行事表記載の通り ①藤田
浅田協力
②・③大村
[支援活動]
④学生会に対する支援
1.「メカライフの世界」展における下記協力依頼があったが今年度は見送り
(1)「シニアが所属した関西企業からの身近な製品・技術の紹介展示」については、参加者の目線に合う具体的テーマの絞込みを試みたが不調に終わった
(2)「機械技術に関する質問コーナー」については、今年の会場を視察したが、対象が低年齢児で難しく、(1)と共に来年に向けて更に広く検討することにした
2.卒研発表講演会コメンテーター派遣の依頼があり募集、応募者8名(池田、大岡、大村、小川、進藤、鈴木、竹平、西村会員)が任用(3/15)
大村
⑤大学等学生に対する技術伝承・支援 1.大学の非常勤講師(設計・製図を含む)受け入れ、学生のグループ研究活動(PBL)支援要請、特別講演・特別講義の要請等に関して関西支部所属の全大学・短大・高専にアンケート調査を実施。さらに実施上の問題点の検討のうえ希望(延べ14件)の具体化調査を実施したが、3校から総合演習、機械工学特殊講義、特別講義・講演のメニュー提出の具体的希望があり、新年度に向けて検討・対応していく
2.本部依頼の職業能力開発大学校講師派遣調査には5名が調査表提出
城野
大岡
西村
⑥中小企業に対する技術・経営支援 1.神戸市機械金属工業会を対象に予備アンケート調査を実施
{調査企業数310社、回答25社(8%)、内前向き回答数12社(48%)}
2.前向き回答企業を訪問し具体的な支援内容(人材・教育を含む)聴取
3.その過程で出てくる具体的な支援事項に個別に対応
(1)講演受託(8/29); 岩田一明委員;「ものづくり革新を支えるスキルの科学」
(2)技術支援(化学機械の開発設計)業務受託に対し希望者募集。番庄健会員受託
(3)技術支援(ヒートパイプの改良設計)業務に対して根岸完二会員を紹介し指導
4.次年度は、以上の成果を基に各市(地域)の商工会議所、工業会や支援団体を訪問して意見聴取とともにアンケート調査を依頼、2.・3.を実施予定。さらに以上の過程で講演や講習(実習付き)等の技術教育課題を抽出して教育計画案を作成すると共に、企業技術者(なかんずく中小企業)を対象にした人材教育支援のための公開講演会・講習会を実施する。集まった企業技術者との交流会をもち、更なる専門技術ないし経営の支援事項を引き出す
坂戸
森田
大岡
西村
⑦その他社会貢献(小中高生の理科離れ対策等) 1.まず、工業高校に対する教育支援等を視野に調査し、東淀工高での工業教育部会機械分科会(教員の教育研究会)、都島工高での全学特別授業への講師派遣等が考えられ、今後、それらに対するシニア会のメニューづくりを実施して提案する 大岡
西村
⑧シニアを講師とする公開講演会、公開討論会、公開講習会等の企画・開催 1.岩田委員から、シニア会企画公開講演会・公開講習会の考え方が提示され、検討課題として「実践経験にもとづく問題解決基礎講座」を提案(継続検討)。
2.支部の要請により「技術者の地位・処遇の向上を目指す討論会」の原案作成し支部と共同企画、シニア会員3名の話題提供の下に2/17開催
3.日本機械学会創立110周年記念・「機械週間」記念行事として、「機械工学・技術・工業の過去と未来」に関する講演論文募集を企画、それを支部全体の行事への発展が検討されたが取り止め
岩田
浅田
ほか全員
[会員交流活動]
⑨情報交流活動
1.シニア会から会員への情報伝達[e-mail;103名、郵送38名]
2.HPによるシニア相互の下記「意見・情報交換のページ」案を試行中
―-関西支部HPのシニア会欄に「意見・情報交換のページ」を新設、そこにアドレスを公開、会員はそのアドレス宛に意見・情報を提供、シニア会はそれらを編集して上記HP上の「意見・情報交換のページ」に掲載
1;事務局
2;広報幹事長
藤田
⑩会員増強活動 1.入会申込書、・実務登録書を改訂
2.会費納入前の11月、概ね59~66歳の定年退職学会員に対しシニア会入会(学会退会防止)を促すキャンペーンを実施(55歳以上ほぼ全員を対象にメール発送:約1,100名、郵送:約700名)。22名入会(経歴書提出3名、実務登録1名)
永井


[総括]  (1)運営委員会;6回、 (2)集会活動; 1)総会;設立・第1期:2回、 2)交流会;学生2回、企業技術者1回、3)討論会;1回、  4)協賛講演・見学会、交流会:2回、 ・合計8回、 ・延べ参加者;152名(第1期総会を除く)、・講演・話題提供者;延べ10名、 (3)支援活動; ・支援アンケート調査;大学等2回、中小企業1回:計3回、訪問調査;8社、1校、・会員へ募集等案内;4回、・卒研発表会コメンテーター:8名、・中小企業;講演受託1件、技術支援2件

以上