日本機械学会関西支部 2014.4.4更新


関西学生会活動内容


 関西学生会は、日本機械学会関西支部の学生員(18大学、6工業高等専門学校、会員数651人)の有志が集まって自主的に運営されており、全国に8つある支部の中でもっとも精力的に活動している学生会のひとつである。主な活動を以下に述べる。

1.学生会総会
 学生会の活動は、4月から始まる上半期と10月から始まる下半期に分かれており、4月と10月に学生会総会を開催して学生会の年間活動報告、予算報告等を行っている。4月の上半期総会においては、学生会の委員長校、副委員長校、書記校、会計校が新しく選出される。任期は4月から翌年3月までの予定である。役員校の交代時期を4月に変更するのは、3月の学生員卒業研究発表講演会(卒研講演会)をより円滑に実施するためである。

2.幹事校会(運営委員会)
 年に8回程度、30余名の運営委員の出席のもと、幹事校会(運営委員会)を開催し、『メカライフの世界』展、卒研発表講演会、見学会等の行事に関する企画立案・実施を含む学生会活動全般について熱心に議論している。

3.講演会
 幹事校会(運営委員会)と同じ日に、支部の幹事、開催校の先生、シニア会幹事等にお願いして、機械工学に限定することなく、授業とはひと味違った角度から分かりやすく幅広い分野のテーマについて講演していただいている。この講演会には運営委員以外の学生も参加できるようになっている。これは、参加学生員の知識を高めるとともに関西学生会の活動に対する理解と今後の企画参加への契機となることを期待しているからである。

4.見学会
 学生が産業界の実態に触れる機会を持ち、学生会活動の一層の活性化をはかるために、学生会主催で京阪神地区の工場の見学会を開催している。工場見学の企画・実施には、関係企業のご理解とご協力を仰ぎ、毎年意義深い見学会となっている。2013年度は、9月19日に三菱重工業株式会社 高砂研究所、高砂製作所の見学会を実施した。多数の学生諸君の参加を得て有意義な見学会であった。

5.学生交流会
 日本機械学会年次大会における学生交流会は、2013年9月10日に岡山大学において開催された。第1部は企業の若手技術者による導入プレゼンテーション、第2部は若手技術者を囲んだ立食形式の意見交換会で構成されており、学生員と若手技術者との積極的な交流がなされた。

6.『メカライフの世界』展
 小中高学生をはじめ一般の人々に機械、機械工学に対する興味と理解を深めてもらうことを目的として毎年開催している。学生会が最も力をいれている活動の一つで、4月に開催される上半期総会の時期から企画会議を重ねて『メカライフの世界』展の実施に向けて検討を行っている。開催のPRは会場をお借りしている神戸市立青少年科学館の行事案内、マスコミを通じた広報などによって行っている。2012年度の『メカライフの世界』展は神戸市立青少年科学館において11月17、18日に開催され、1101人の入場者があった。2012年度は、サッカーロボット、レスキューロボット、ダイダラント液体などの展示と実演、フォーミュラカーの体験試乗を通して、子供たちに科学技術や機械工学に触れる機会を提供した。また、無料工作コーナーでは、輪ゴムの復元力を利用して走るチョロカー、声を出すとエコーがかかるエコーメガホンなどを、有料工作コーナーではかたつむりロボットを用意し、子供たちにものづくりを体験してもらった。2013年度も引き続き神戸市立青少年科学館において、11月16、17日に開催される。

7.学生員卒業研究発表講演会
 学生会の最も重要な行事のひとつである。毎年3月の卒業時期に開催され、学生諸君の一年間の研究成果を発表する機会を提供している。同時に特別講演と懇親会が開催される。2012年度は2013年3月15日に大阪工業大学で開催され、422件の発表があった。また、卒業研究発表講演会ではBest Presentation Awards (BPA)を設けており、2012年度は40名が受賞した。BPAは、わが国におけるプレゼンテーション能力の欠如が叫ばれる中で、その養成を目的にして1998年に制定されたものである。BPAの評価は司会者(大学院生)とコメンテータをお願いしている商議員の方々や会員校の先生方、関西支部シニア会会員によって行われている。講演プログラム編成、講演会の運営、講演の司会、BPAの採点集計・発表などはすべて学生会運営委員が担当する。2013年度の卒業研究発表講演会は2014年3月17日に大阪府立大学で開催される。

8.機関誌『春秋』
 学生会の活動報告、『メカライフの世界』展などの行事内容や大学・高専の紹介など、写真を交えて毎年1回刊行されており、2013年度は通算45号となる。学生が自主的に編集し、ユニークで興味あふれる記事が掲載されている。関西学生会会員校には無料配布され、卒研講演会当日、会場でも参加者に配布される。

9.シニア会との交流会
 10月27日に「シニアの企業経験談と技術者像についての討論会」と題して交流会が企画された。社会・企業人としての心構えやグローバルな視点での考え方について、シニアの企業経験に基づく講演とパネラーの話題提供をもとに話し合いの場が設けられた。今年度も、学生からの思いを伝える場も設定され、フリートーキングでは積極的にシニアの経験、知識を吸収しようとする姿勢が見られた。また、シニア会主催の「理科工作教室」に学生員を派遣し、「理科工作教室」の運営に協力している。

 以上の他、支部主催の企業技術交流会にも積極的に参加している。このように、関西学生会は将来の日本を支える機械技術者を目指す学生への技術と知識の提供と会員相互の交流の場を提供し、あわせて日本機械学会への理解を促進して会員数の一層の増加のために自主的かつ積極的に活動している。この活動のために、関西学生会は関西支部から毎年財政援助を含む全面的なバックアップを受け、幹事校会(運営委員会)の開催に際しては幹事校の先生方のご指導とご協力をいただいている。また会員企業の絶大なご協力と支援によって工場見学などの行事が円滑に実現され、さらに卒研講演会は商議員ならびに会員校の先生方、関西支部シニア会会員のご理解とご協力のもと実施されている。なお、大学・高専に在学中で、日本機械学会に未加入の機械系学生諸君はぜひとも入会していただくとともに、学生会活動への積極的な参加をお願いしたい。まずは、毎月の幹事校会(運営委員会)のときに開催される講演会、あるいは学生会企画の工場見学会などへの参加をおすすめしたい(講演会、見学会への参加については、所属学校の学生会担当顧問に相談して下さい)。   

 (平成25年度関西学生会幹事長 大久保雅章)


関西学生会会員校(太字は幹事校)

大阪大学、大阪工業大学、大阪産業大学、大阪市立大学、大阪府立大学、関西大学、京都大学、近畿大学、神戸大学、同志社大学、兵庫県立大学、龍谷大学、大阪電気通信大学、京都工芸繊維大学、滋賀県立大学、摂南大学、立命館大学、和歌山大学、明石工業高等専門学校、大阪府立大学工業高等専門学校、神戸市立工業高等専門学校、奈良工業高等専門学校、舞鶴工業高等専門学校、和歌山工業高等専門学校




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