日本機械学会関西支部 2017.1.13公開

  関西支部会員各位                      

一般社団法人日本機械学会 関西支部 


 第82期(2006年度)から、商議員が推薦する関西支部所属の個人会員も支部専門部会に参加できるようになりました。
 下記案内をご覧のうえ、ご興味のある部会へご参加いただければ幸いです。
 なお、座席数に限りがありますので、商議員以外の個人会員で参加ご希望の方は、事前にお近くの商議員または
 関西支部事務局(E-mail: info@kansai.jsme.or.jp, TEL: 06-6443-2073)までご連絡ください。

記 

第92期第2回支部専門部会の案内   

と き  2017年2月21日(火)15:00〜17:00
ところ  大阪科学技術センター 6階
  〔大阪市西区靱本町1-8-4/電話(06)6443-5324
  地下鉄四つ橋線「本町」駅下車28番出口より北へ400m,靭公園北側〕
  http://www.ostec.or.jp/ostec-room/html/access/access.html
議 事  1)新商議員に対する専門部会の趣旨説明の件
 2)委員自己紹介
 3)前回議事録確認
 4)講習会、定時総会講演会などの企画に関する討議
 5)専門部会活動に関する討議
 6)次期部会長、幹事互選の件
 7)専門分野での情報交換(話題提供など)
 8)その他

○各部会話題提供

第1部会(601号室)

「金属ナノ薄膜の破壊と強度」 

 大阪大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 教授  箕島 弘二 氏

微小電気機械システム(MEMS)等に用いられる金属ナノ薄膜の単調負荷、一定応力負荷及び変動応力負荷の破壊と強度特性について最近の成果を中心に述べる。併せて、微小材料の強度特性評価法をバルク材の局所機械的特性評価に応用した例についてもふれる。

「変態塑性を含む弾塑性構成則のリターンマッピングの定式化」 

 新日鐵住金(株) 技術開発本部 鉄鋼研究所 材料信頼性研究部  河原木 雄介 氏

熱処理シミュレーションにおいて、変態塑性および移動硬化則を含めた弾塑性構成則のリターンマッピングについて説明し、焼入れによる残留応力の予測精度を向上できることを示す。

第2部会(600号室)

「流動層造粒乾燥機の開発におけるDEMシミュレーション」 

 川崎重工業(株)  中村 典生 氏

流動層を対象としたDEMシミュレーションは計算コストが膨大となるため、実際よりも大粒径とした代表粒子モデルを適用することが多い。流動層の新規開発において適用検討した代表粒子モデルとその解析結果を紹介する。

X線および中性子ラジオグラフィ用いた霜層構造の計測と着霜低減への試み」 

 関西大学 システム理工学部機械工学科 教授  松本 亮介 氏

冷凍空調機器において、着霜は性能の著しい低下を引き起こす。従来、霜は掻き取るしか計測する手段がないが、講演者らは、X線、および中性子ラジオグラフィの放射線計測を用いた着霜量分布、そして霜層の微細構造の測定を試みた。その測定結果、および着霜の低減に向けた試みについて解説する。

第3部会(602号室)

「マシニングセンターを用いたデジタルものづくり」 

 同志社大学 理工学部 教授  青山 栄一 氏

当研究室ではマシニングセンターを中心としたデジタルものづくりの可能性を追い求め、高精度化・高能率化以外にも様々な観点から研究を進めている。今回は魔鏡のデジタル創成に関して行ってきた研究を通して、当研究室の考えているデジタルづくりについてご紹介したい。

第4部会(603号室)

「繊維強化複合材料の振動減衰シミュレーション」 

 三重大学  中西 康雅 氏

繊維強化複合材料が構造部材として広く利用されるようになってきた。その中でも高分子材料を母材としたFRPは、優れた比強度、比剛性だけではなく、振動減衰性能も期待されている。ただ、FRPの繊維強化形態は複雑なため、その振動減衰のモデリング手法については十分に検討がなされてこなかった。ここでは、繊維の強化形態が織物などのテキスタイル複合材料に注目し、その振動減衰のモデリング手法について講演する。

「流れの数値解析による空気ばね式除振台の動特性計算」 

 兵庫県立大学  浅見 敏彦 氏

卓上型の空気ばね式除振台の振動特性を正確に計算するのは容易ではない。通常、空気ばねには補助空気室が備えられていて、それらを接続する細管の中で減衰力が発生すると考えられているが、その減衰効果だけでは不十分である。ここでは、空気ばね室と補助空気室内部の空気流動を数値解析によって計算し、そこで生じる圧力損失から減衰力を算出した結果について報告する。

第5部会(605号室)

「協創によりオープンイノベーションを促進するための場づくり」 

 ダイキン工業(株)  鳥越 邦和 氏
谷  満 氏

2015年末、ダイキン工業は国内の淀川製作所内にテクノロジー・イノベーションセンター(TIC)を設立した。当センターは国内の3拠点に分散していた各事業部門の商品開発並びに研究開発を担う部門を集約することで、既存事業部門における差別化商品・技術開発の生産性向上と新たな価値創造を目指している。今回、当社がTICを設立した、その背景について会社の持続的成長の観点から述べると共に求められるTIC基本構想について触れる。そしてその基本構想では協創によってイノベーションを実現するための働き方に変革していく“協創”を誘発するための「社内協創を促進する場であるオフィス」、「社外との協創の場である知の森」、「未来を創る場であるフューチャーラボ」の3つの場づくりについて説明する。TIC開所以来、概ね1年経過した現状を概観し、社内外での“協創”による知識創造を促す場づくりの成果について報告する。


       

 


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