(社)日本機械学会関西支部 2009.9.28更新

関西支部特別フォーラム報告

 関西支部では,都市型巨大災害に焦点を当て,「巨大災害に工学・技術が今どう取り組むべきか?」と題して,平成21年9月11日の午後に大阪科学技術センター大ホールにおいて特別フォーラムを開催いたしました.当日はこの分野でご活躍の6人の講師より,以下の題目でご講演いただき,多数(企業31名,大学・官公庁16名,学生35名,その他9名:計91名)の方々の参加を得て、活発な質疑応答ができました.機械工学・機械技術に携わるものとして,来るべき巨大地震・自然災害に対して,今後どのように取り組むべきか認識を新たにすることができ、日本機械学会の企画として大変有意義なものでありました.ご講演いただきました講師の方々,また参加していただきました皆様方に厚くお礼申し上げます.

プログラム
司会 関西大学システム理工学部教授 小澤  守
講演1  巨大地震と津波から都市を如何に守るか
関西大学環境都市工学部教授,人と防災未来センター長 河田 惠昭
講演2  巨大地震時における火災の危険性とそれへの対策
関西学院大学総合政策学部教授,関西学院大学災害復興制度研究所長 室崎 益輝
講演3  東海・東南海・南海地震の連動発生による強震動と津波の評価
東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター教授 古村 孝志
講演4  巨大地震による産業施設の被害と復旧対応および今後の課題
関西大学システム理工学部教授 岩壺 卓三
講演5  新潟県中越沖地震発生時の柏崎刈羽原子力発電所での対応
東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所人材開発センター所長 高橋 雅彦
講演6  高速道路網における防災・減災に対する取り組み〜阪神高速を事例として〜
阪神高速技術(株)維持事業部調査点検課長 足立 幸郎
 
<当日の模様>

 
(文責 企画幹事長 久角喜徳)



参考:関西支部企画特別フォーラム案内
  

 関西支部ホームページ